2019年2月10日日曜日

房水ー近視&虹視症&緑内障

 〈房水〉とは目の中を循環する液体のことです。
毛様体で作られて、
虹彩の裏を通過して前房に至り、
線維柱帯を経てシュレム管から排出されます。
眼外の血管へ流れていくという定まった経路で循環しています。
この房水の循環によって、
ほぼ一定の圧力が眼内に発生し眼球の形状が保たれます。
繊維柱帯はグルタミン酸の摂取で詰まります。
これが詰まると房水の出口がふさがることになり
眼圧が高まり視神経を圧迫して破壊することになるし
近視にもなると考えられます。
近視の人が緑内障になると
三倍も速く病状が進行することが知られています。
近視の人はもともと同じ問題を抱えていた
と言へます。

 角膜には血管がなく前房で
この房水から栄養が供給されます。
角膜にとっては代謝が房水で行われます。

 虹視症に取り組んでいますが
虹視症になった最大の原因は
角膜のタンパク質が糖化されて濁り
光が角膜で乱反射されるようになったことだと
考えています。
角膜の代謝を良くして
非常に遅いと言われる角膜の代謝を
あげるためには房水の流れをよくするのが
肝の一つだと考えられます。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿