記事
1.食物酵素
2.パーキンソン病
3.糖質制限と睡眠
困難な定量化
砂糖は虫歯の原因になり、胃潰瘍や胃がんを発症させ、心筋梗塞やアルツハイマー病の遠因にもなる。とんでもない食材です。
問題は、その程度がわからないのです。
毎日飲むコーヒーに入れる小さじ一杯の砂糖が健康にどのような影響があるのかが分からないのです。小さじ二杯にすると問題が起こり
一杯なら問題ないとか、そうしたことがいえる状態ではないのです。
その人の体重や年齢仕事などを含めた活動量、砂糖以外のものをどのように食べているかによっても大きく変化し、一般論として限度を示すことなどは不可能なことです。
小麦は、最近問題にされるようになってきました。小麦の糖質糖質「アミロペクチンA」がスーパー糖質と呼ばれて砂糖以上に吸収が早ことが分かってきました。これも砂糖と同様に、どのようにどの程度食べれば糖尿病になるのか、と云ったことが明らかではありません。
また、小麦のたんぱく質であるグルテンが障害をおこすことが分かってきました。
腸に炎症を起こさせたり、便秘の原因になったり、バリア障害を引き起こさせたりアレルギーの原因になったりすることが分かってきました。
さらに血液中に取り込まれた小麦のグルテン由来の物質が心筋梗塞などの原因にもなり、精神疾患の原因にもなると云うことが明らかにされてきています。
けれども、これもその定量化が驚くほどむつかしいのです。
小麦の摂取に関してはその摂取の仕方が非常に多様化しています。
パスタのように多量の水で湯がいて食べることもあります。クッキーやケーキなどのような食べ方もあります。パンのようにある程度発酵させて食べることもあります。さらに徹底敵に発酵させて摂取することもあります。焼酎やビールや醤油などです。
これらすべてが身体に悪いとは言い切れません。
どのようなものがどの程度悪いのか明らかではありません。
分かっているのは醤油などのように徹底して発酵させれば問題がないと云うことです。
けれども、これも医学が証明してくれたなどと言うことではなく
長い経験の中で問題がないことが確認されてきていると云うことでしかありません。
我々の身の周りにはこうした、定性的には健康に問題があると分かってはいてもその程度が不明の食材であふれています。
科学や医学がその程度を判断してはくれないのです。
不明の食材としては砂糖・小麦の他に植物油・PH調整剤や保存料などの食品添加物・乳製品などがあります。体の負担になることは明らかでもその程度が不明なのです。
定量化が出来ないから結局糖尿病患者があふれることに成ってしまいました。
アレルギー患者が激増してしまいました。
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