2025年11月20日木曜日

腎臓の血圧制御

 腎臓は、塩分と水分の排出量を調整することで血圧を調節

血圧が高い場合は塩分や水分の排出。

低い場合は排出を減らす。

一方、腎臓は血圧を調節するホルモン(レニンなど)も分泌。

これで血圧を一定に保つ。

【 腎臓による血圧調整

★ 体液量の調整

1.血圧が高いとき:余分な塩分と水分を尿として排出し、

  血液量を減らして血圧を下げる。

2.血圧が低いときは塩分水分の排出を減らして水分保持、

  血液量を増やして血圧を上げる。

★ ホルモンの分泌

1.血圧が低下すると、腎臓がレニンというホルモンを分泌。

2.レニンは、アンジオテンシンIIというホルモンを作り出す

  一連の反応を促す。

3.アンジオテンシンIIは血管を収縮させ、

  アルドステロンというホルモンの分泌を促進する。

4.アルドステロンは腎臓に働きかけ、

  ナトリウム(塩分)と水分を体に保持させ、血圧を上昇させる。



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