2025年11月23日日曜日

CT検査結果

  先日(20251121)

内科医の指示でCT検査。

腹にできたシコリを診るため。

結果

〖 肝臓の向かって左下に

大きな嚢胞ができている。

嚢胞とは水で満たされた袋。

《嚢胞ができる原因は不明》

とのこと。

通常は良性で放置するが

大きくなりすぎていて

周辺組織を圧迫しているので

対策を考える。

具体的には

《注射針を嚢胞に差し込み

水を抜き取る。

後にエタノールを水を抜いた後の

嚢胞にしみ込ませて嚢胞を消滅させる》

を検討する。それに先立って

MRI検査を実行する。(20251210)

エタノールは毒物であるので

処理を間違えると周辺組織にダメージを

与える。

 〗

【 嚢胞に対するエタノール注入療法のリスク

<リスク>

注入されたエタノールが嚢胞壁を越えて

周囲組織に漏れ出す可能性がある。

周囲の健康な組織に損傷を与える可能性がある。

特に、肝嚢胞の場合には

胆管炎などの合併症を引き起こすことがある。

<エタノールの漏出リスク対策>

(経皮的エタノール注入療法: PEIT)では、

エタノールが袋外へ漏れ出すリスクはある。

1.超音波ガイド下での実施

 超音波やCTなどの画像診断装置で

嚢胞の位置と周囲の解剖学的構造を

確認しながら行われます。

これでこれにより、針の正確な穿刺と

エタノールの注入を可能にし、漏出のリスクを最小限に。

2.内用液の吸引

 嚢胞内の液体を吸引し、

 嚢胞を縮小させてからエタノールを注入。

3.薬剤は複数回に分けて注入

 エタノールは1~2mLなどの少量を複数回に

 分けて注入。

4.カテーテルの留置

 嚢胞の大きさや性質によっては

 一時的にカテーテルを放置し、持続的に

 あるいは複数回エタノールの注入と吸引を行う。

5.エタノール注入後の回収

 注入後、一定時間経過して

 エタノールを回収する場合もある。

< 大な嚢胞における考慮事項 >

 嚢胞が大きい場合、
嚢胞壁が薄くなっていたり、複雑な形状をしていたりして、
漏出のリスクが高まる可能性。
処置を行う医師は、画像の確認をより慎重に行い、
エタノールの注入量や手順を調整するなど、
細心の注意を払って治療を進める。
この治療は、
専門的な知識と技術を持った医師によって、
適切な環境下で安全に行われる。
治療に関して懸念がある場合は、
担当医に相談し、リスクと対策について
充分説明を受けることが重要。

 】

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