先日(20251121)
内科医の指示でCT検査。
腹にできたシコリを診るため。
結果
〖 肝臓の向かって左下に
大きな嚢胞ができている。
嚢胞とは水で満たされた袋。
《嚢胞ができる原因は不明》
とのこと。
通常は良性で放置するが
大きくなりすぎていて
周辺組織を圧迫しているので
対策を考える。
具体的には
《注射針を嚢胞に差し込み
水を抜き取る。
後にエタノールを水を抜いた後の
嚢胞にしみ込ませて嚢胞を消滅させる》
を検討する。それに先立って
MRI検査を実行する。(20251210)
エタノールは毒物であるので
処理を間違えると周辺組織にダメージを
与える。
〗
【 嚢胞に対するエタノール注入療法のリスク
<リスク>
注入されたエタノールが嚢胞壁を越えて
周囲組織に漏れ出す可能性がある。
周囲の健康な組織に損傷を与える可能性がある。
特に、肝嚢胞の場合には
胆管炎などの合併症を引き起こすことがある。
<エタノールの漏出リスク対策>
(経皮的エタノール注入療法: PEIT)では、
エタノールが袋外へ漏れ出すリスクはある。
1.超音波ガイド下での実施
超音波やCTなどの画像診断装置で
嚢胞の位置と周囲の解剖学的構造を
確認しながら行われます。
これでこれにより、針の正確な穿刺と
エタノールの注入を可能にし、漏出のリスクを最小限に。
2.内用液の吸引
嚢胞内の液体を吸引し、
嚢胞を縮小させてからエタノールを注入。
3.薬剤は複数回に分けて注入
エタノールは1~2mLなどの少量を複数回に
分けて注入。
4.カテーテルの留置
嚢胞の大きさや性質によっては
一時的にカテーテルを放置し、持続的に
あるいは複数回エタノールの注入と吸引を行う。
5.エタノール注入後の回収
注入後、一定時間経過して
エタノールを回収する場合もある。
< 大な嚢胞における考慮事項 >
】
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