2018年11月30日金曜日

お金の生成と消滅

 戦後の教育で学ぶことのなかった
非常に重要なことがある。
と指摘されるようになってきた。

 その一つが
お金(マニー)がどのように作られて
消滅していくかという基本事項だ。
 作家・評論家の三橋貴明によると
現代のお金の多くは銀行でつくられている
と言う。政府で発行されるお金は硬貨に
限られていて金額的にもとるに足らないものだという。

 誰かが銀行の窓口に行って
銀行からお金を借りると
通帳にその金額が記載される。
この瞬間からその金額の買い物ができるようになる。
つまりお金が発行されたのだと言う。
口座に記載された瞬間にお金が生み出されたのだと言う。
 そうして、借り手が返済した時に
お金が消滅するというのだ。
貸し借りの記録がお金だというのだ。

確かに売買などのお金のやり取りはすべて
貸し借りという取引で成立している。
貸し借りが無くなった時にお金も無くなるのだ。
企業の決算にも貸し借り対照表が基本になる。
貸し借りで生まれたお金は受け取った側が
次に流通させることができる。

 このお金の貸し借りが
銀行の業務の本質で、これを制御しているのが
日銀などの各国の中央銀行で
この中央銀行をコントロールしているのは
各国とも政府ではない。
国際金融機関にコントロールされているので
大問題だと指摘されているのだ。
 アメリカでさえ政府で金融を制御できないで
コントロールされているのが問題だとのことだ。


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