非常に重要なことがある。
と指摘されるようになってきた。
その一つが
お金(マニー)がどのように作られて
消滅していくかという基本事項だ。
作家・評論家の三橋貴明によると
現代のお金の多くは銀行でつくられている
と言う。政府で発行されるお金は硬貨に
限られていて金額的にもとるに足らないものだという。
誰かが銀行の窓口に行って
銀行からお金を借りると
通帳にその金額が記載される。
この瞬間からその金額の買い物ができるようになる。
つまりお金が発行されたのだと言う。
口座に記載された瞬間にお金が生み出されたのだと言う。
そうして、借り手が返済した時に
お金が消滅するというのだ。
貸し借りの記録がお金だというのだ。
貸し借りという取引で成立している。
貸し借りが無くなった時にお金も無くなるのだ。
企業の決算にも貸し借り対照表が基本になる。
貸し借りで生まれたお金は受け取った側が
次に流通させることができる。
このお金の貸し借りが
銀行の業務の本質で、これを制御しているのが
日銀などの各国の中央銀行で
この中央銀行をコントロールしているのは
各国とも政府ではない。
国際金融機関にコントロールされているので
大問題だと指摘されているのだ。
アメリカでさえ政府で金融を制御できないで
コントロールされているのが問題だとのことだ。