雑食人類として誕生した現生人類(ホモサピエンス)は集団生活の規模を次第に大きくしていった。そうして多様な社会を作り上げていった。
そのことで、生き延びることができた。屈強で頭脳も発達していたと言われるネアンデルタール人は肉食だったために獲物を確保するためのテリトリー(他の人を寄せ付けないエリア)で小集団でしか生活できなかった。そのために多様化には至らず生き延びることができなかった。
要するにホモサピエンスが唯一生き延びることができたのは大集団で生活するようになり、多様な社会を作り上げることに成功したからだ。
このことは必然的に人々が集まり、対話することを伴う。ようするに密集・密接・密封な生活を送る宿命を負ったのだ。
現代でも、人々は都会へ都会へと集まってきている。
新型コロナウイスるはまさしくこうした人類の営みの中で発生した疫病だ。
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