ついに白内障になってしまった。程度は〈2〉とのことだ。先日の眼底検査で瞳孔を広げると話にならないほど視力は落ちた。サングラスをけけても視力はあがらなり。10年以上前の還暦の年の人間ドッグでは白内障はなしと判断された。その時には光がまぶしくなったけれども視力そのものはそれほど極端にはおちなかった。
水晶体の周辺部が相当白内障が進んでいるのが分かった。
猛烈な乱視でもあり、二重どころか五重にも十重にも灯りが見えた。
〈水晶体細胞〉が水晶体の周辺にあり、それが増殖して中ほどに入り込むそうして細胞の中の〈クリスタリンタンパク〉と呼ばれるたんぱく質と水にみが残る。つまり細胞内器官などが取り除かれるのだ。
血液中の補体などのタンパク質分解酵素が関与してクリスタリンタンパク以外のものが取り除かれていると推定される。そうしてこの分解酵素は角膜と水晶体の間の房水から供給されていると考えるべきだろう?そうだとすれば何故白内障が周辺部から起こるかが推定される。
クリスタリンはタンパク質であるので当然熱に弱く、卵の白身のように加熱すると白濁してくると考えられる。補体も熱に弱く56℃で活性を失う。
こうしたことを考えると、私がドライアイ対策のためにかなり熱い蒸しタオルを目に当てていたことで白内障が進行してしまったことが考えられる。
白内障の原因は紫外線があたったりしてタンパク質が酸化されるためと説明されているが紫外線が良く当たる中央部がそれほど、白内障が進まず、周辺部が進むと言うのは矛盾している。やはり代謝能力が衰えて、房水から直接タンパク質分解酵素などが供給される部分のみが充分代謝される結果。周辺部がより悪化するのだと考えた方がよさそうだ。
〈房水〉とは
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