2018年8月16日木曜日

虹視症

 68才になったが、ヨットのディンギーで
レースを戦える。
ヨットの操船能力は20年前より現在の方が上だ。
腰痛もないし筋力も闘争心も衰えてはいない。
けれども、唯一気がかりなことがある。
それは、夜間に街灯を見ると傘がかかって見えるようになったことだ。
夜の車の運転時には対向車のヘッドライトを
以前よりまぶしく感じるようになってきたことだ。
二年ほど前からだ。
これは、〈虹視症〉と呼ばれている。
 私が、これから、10年も20年も
80才になっても、90才になっても
ヨットレースを楽しめる体を維持していくためには
視力の衰えが最も気になる。
年をとれば、耳が遠くなり、目がかすむ。
これはある程度は仕方のないことかもしれないが
百歳の老人でもよく目が見える人もいるし、
耳が遠くない人もいる。
 〈虹視症〉の原因で最も疑われるのは
緑内障だ。
加齢とともに緑内障が増加する。
原因として最も疑われているのは
食品添加物の〈アミノ酸とう〉と
表示されるグルタミン酸ナトリウムの摂取だ。
私の場合はかなり徹底した食生活を送り
食品添加物を減らす飲食を実施していたが
煎餅などを連日食べる日を過ごしてしまった。
煎餅は米でできていて、小麦・砂糖・植物油
の入っていないもので、唯一〈アミノ酸とう〉
表示される食品添加物が気がかりだったが
連日食べてみた。
この半年間は〈アミノ酸とう〉は一切摂取していない。
それは、〈アミノ酸とう〉が睡眠障害を引き起こし
パーキンソン病など神経系統のトラブルを引き起こし
ごく最近ではがん細胞を転移させたり増殖させたり
する効果が指摘されているからだ。
ただ、半年経過しても〈虹視症〉は治ってはいない。

 もう一つの疑いは
白内障だ。白内障は水晶体が紫外線などで白濁して
次第に視力が低下していく。
私は週に三日ほどもセーリングするので
紫外線を非常に気にして対策はしている。
要するに紫外線がカットできるように
無色のガラス製の眼鏡をやゴーグルを欠かさず
使用している。
色着きのサングラスを使うと
瞳孔が広がるのでかえって水晶体が紫外線を
浴びてしまう。と言う指摘を信じて
無色の眼鏡やゴーグルを使用している。
白内障も加齢とともに増加し80才になると
ほとんどの人がなってしまうと言われている。
食事や生活習慣で防げるかどうかが
私の課題で、ヨットライフを続けることが
できるかどうかもそれにかかっている。

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