今から40年ほども前に私は川崎市内の大手電気メーカーに勤めていた。会社の近くでしばしば大気が悪くて目に沁みることがあった。なんとも言いようのない嫌味な感じだった。
それが、40年ほども経過してある日川崎に出かけると同じような嫌味を目に感じた。川崎の大気汚染がなくなっていないのだと思った。
けれども、それは私だけのもので、他の人たちからはそうした違和感を訴える人はいなかったのだ。
私は子供の頃から、瞬きが少なかったのかもしれない。それ故に強度の近眼でもあったのかもしれない。
瞬きを意識的にするようになってから、汗が目に沁みることもないし、水溶性ケイ素の10倍希釈液を点眼しても目に沁みることがなくなった。たぶん、川崎の大気に接しても平気なのだろう!